ねばり屋さんからの帰り道、お腹も満腹になって商店街をそぞろ歩き。しかし時間もすでに20時近かったせいか、八百屋さんや食品関係のお店は既に店じまいをしはじめており、煌々と明るい光を放つのはドラッグストアや古本屋や飲み屋さん、そしておそば屋さんといった面々。
いかにも昔からやってまっせ!な古本屋のワゴンセールでは、かの田村隆一氏が翻訳したクリスティ物が。しかしクリスティは全巻持ってるので買うわけにもいかず、ブックオフでひっそりと
ハトよめを買うにとどめ。
そして歩いていて気づいたのが、商店街といい甲州街道といい、食品サンプルを陳列しているお店が結構な頻度であるということ。
川端の少ない趣味のひとつにお店のサンプルの写真を撮るというものがあって、ケースを見つけてはフォークが宙に浮いたナポリタンや、ミルクが宙に浮いたコーヒーがないかと日々探すわけなのだ。ナポはあってもコーヒーはなかなか見あたらないのですよ。
そして幡ヶ谷で目についたのは、おそば屋さん。
いやー食品サンプルの海老天はそそりますねぇ。パチパチパチ!と油のはぜる音が聞こえてきそうな勢い。(写真1枚目)そそります、ときめきます。
そしておそば屋さんで忘れてはならんのがカレー。食のエッセイスト佐藤隆介氏が「日本のカレーは、欧風、エスニック系(インドやタイ)、家庭、そしてそば屋のカレーという4支流がある」と書かれてるように、そば屋のカレーをあなどってはいかん。出汁がね、微妙に効いててたまらんのですよ。
このお店は豪気にも普通のカレー以外にカツカレーも出しているようですが、カツというサンプルもはずせない一品。(写真2枚目)
そんな中、一軒だけもんのすごい大胆なお店を発見。
焼き肉屋さんの(おそらく
生肉サンプル陳列ケースの)前に、どうどうとエアコン室外機を置いているという、ある種ここまでやるかな的なすがすがしさ。(写真3枚目)
思わす道の真ん中で笑い出しそうに。
いいなぁ、こんなお店、入ってみたいなぁ。
こういうお店があるから、今日もサンプル探しがやめられません。
掲載日付:2007/10/12